パーツ

韓国製T.O.Mブリッジ

tom韓国製3種 (↑写真はTiサドルに交換済みのものです)
今回、韓国製のABRタイプT.O.Mブリッジが3つ揃ったので、検証してみました。
画像多めです。
3種同じように見えますが、別物です、、、
外寸、スタッド穴間隔はほぼ同じで、ギターへの載せ替えは無加工で出来るでしょう。

まず、一番上の。
最近のものですね。
bm002 
裏面 BM002
bm002裏 
サドル
bm002サドル 
右側が4,5,6弦用。サドルの下側が欠けている左方が1,2,3弦用。
弦溝の形状が違います。
※対応チタンサドルはPR-05EP(単体売り無)
 

次、真ん中の。
これも割と最近のもの。上のとは異なるメーカー製
SUNG IL BM002 
裏面 
SUNG IL 
BM002  KOREA
SUNG IL BM002裏 
サドル
SUNG IL BM002サドル    
コチラも弦溝2種類
※対応チタンサドルはPR-05EP(単体売り無)

んで一番下の。
ちょっと古いと思います。
SUNG IL 
裏面 
SUNG IL 
SUNG IL裏 
サドル
SUNG ILサドル 
これも溝違いで2種
対応チタンサドルPR-01

このように外見は同じでもサドルサイズやメーカーが違ったりするので、対応サドルの特定が難しく、KTSとしては悩ましいですね。

オマケ
ナッシュビルタイプも入手できたので
BM003 
裏 BM003
BM003裏 
バラしたトコ
BM003バラ 
オクターブネジの固定はEリング
※残念ながら対応チタンサドルはありませんでした。
このナッシュビルタイプも別のメーカー製(韓国)のもあると思われます。
ムムム


FenderのAmerican Special Mustang にTiサドル取り付け

FenderのTOMタイプのブリッジ(Adjusto-Matic)は今まで取り付け実績がなく対応するTiサドルが不明でした。
今回、お客様のご協力もあり、対応サドルが判明しました!
DSC_0282.jpg

今回のFender American Special Mustangに付いていたブリッジはナッシュビルタイプで裏面に「A P I」の刻印があるものでした。
(写真↓は今回のブリッジではありません)
P_20161022_200936_LL (800x450)
現行Gibsonのものと同等品ですね。

ですから「PR-06」がバッチリ対応しました。
DSC_0281-2.jpg

メーカーによっては必ずしも弦溝がサドルのセンターあるとはかぎらないので「PR-06」には弦溝がありません。
楽器に合った弦溝加工が必要です。
このギターはサドルのセンターでOKでした。

このブリッジは6角レンチで弦高調整が出来て便利ですね。

ナッシュビルT.O.M

珍しい?ブリッジが手元に来たので比較です。

Les Paul Standard 2015等に使用されているナッシュビルT.O.MブリッジとKTS PR-06set
ナッシュビル比較

違う箇所
・Gibsonは2015モデルから六角レンチで弦高調整ができるスタッドになったためスタッド穴の直径が1mm程度大きくなっている。※
・Gibsonはサドルセンターに弦溝加工が施されている。
・Gibsonはブリッジ裏に「A P I」の刻印あり
※2015モデル以降のGibsonナッシュビルT.O.MからKTS PR-06setに交換する際は付属のスタッドを使用してください

続いてサドル
A面
DSC_0990 (1280x848)
B面
DSC_0985 (1280x848)
製法の違いから、加工キズの付き方が違います。
形状も若干違いますね。

互換性はありますので、KTSサドルへの交換は可能です。

さて、気付いた方もいると思いますが、写真のGibsonT.O.Mの1弦サドルだけ白いですね。
もちろんオリジナルではありません。
DSC_0997 (1280x848)
このサドルはあの「京セラ」さんが開発中のセラミック製のサドルです。ネジが入る部分はチタンですよ。
今度、テストさせていただけることになったので、楽しみです!!



バダスタイプ ギターブリッジ with KTS Tiサドル

バダス社のギターブリッジ、、、未だに人気ありますよね。
オリジナルは市場で見ることが、ほとんど無くなりましたね。

そこで!!
Montreux custom wrap around bridgeにチタンサドルを取り付けしたモデルです。
A面
バダス1
B面
バダス裏


このバダスタイプのブリッジは優れものですよ。
「(株)ラムトリック・カンパニーの代表、竹田氏との共同開発という形で、高さ方向の寸法を全面的に見直し、総厚はオリジナルよりも1mm低くなっています」とのこと。

1mmって結構重要ですよね!
ネック角が浅くて取り付け出来なかったギターもあったことでしょう。

今回、Montreuxのブリッジに取り付けしたチタンサドルはMontreuxのサドルと比べ0.35mm背が低いので更に弦高が下がりますよ。
↓チタンサドル付きの詳しいサイズです
Montreuxバダスギターブリッジ図

↓以前、KTSで取り扱っていた国産バダスタイプと比べると3.4mmも低くなります。
バダス高さ


メッキも3種(ニッケル、クローム、ゴールド)
バダス3種
スタッド頭が大きめなのもカッコ良いです!
(スタッドはインチサイズ)

近々、KTS CUSTOM SHOPKTS UPGRADE HOUSEにて販売開始いたしますので、お楽しみに♪&ヨロシクお願いします!


KTSパーツの小さなこだわり②

スプリングの話し

前回のネジよりさらにマニアックなこだわりです。

KTSパーツに使用されているスプリングはネジ同様、全てステンレス製です。
錆び対策です。
どれも共用できないので、パーツの種類分、スプリングの種類があります。
大変です。

さて、写真↓のスプリングですが、左と右で何が違うか判りますでしょうか?
DSC_0165 (1280x881)

簡単ですね。巻方向が違います。

日本では左側の右巻が主流です。

今まで採寸してきた、ヴィンテージを含むFenderパーツが左巻でしたので、KTSでは流通品を使用せず、すべてのスプリングを左巻きで特注しています。大変です。

「どっちでもいいじゃん」と思う方も多いはずです。
実際、使用するのに巻方向は影響しませんし、音にも関係ないでしょう。

でも、たま~に気が付いてくれるお客様がいて、私の心の中で「ヨシッ!」と思う瞬間のための左巻スプリングです。冗談です。

チタンというギターには馴染みの無かった素材を使ってパーツを作っているのに、こういう部分はトラディショナル!な違和感がたまりませんね。

以上、やっぱりお前のこだわりかよ! でした。